椎間板ヘルニアとは、腰や首のトラブルによって痛みやしびれなどが現れる疾患のこと。
骨と骨のあいだにある椎間板(ついかんばん=イラストの青い部分↑)から「髄核(ずいかく)」という組織が飛び出して(画像赤丸部分↓)その部分が神経を圧迫。
それにより強い痛みやしびれが現れます。
ヘルニア=飛び出るの意味
椎間板ヘルニアの種類
椎間板ヘルニアで一番多いのが「腰椎(ようつい)椎間板ヘルニア」。
その名の通り「腰」のヘルニアです。
次いで多いのが、「頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア」。
その病名のイメージとは異なり、20代から30代の患者が多いと言われている上、スマホの普及により、これからさらに若年層の患者数が増えるのではないか?と言われている「首」のヘルニアです。
当サイトでは、こちらの「頸椎椎間板ヘルニア」に関する情報をまとめています。
頸椎症との違い
頸椎ヘルニアは、大きな意味ではいわゆる「頸椎症」といっても間違いではありませんが、狭義での「頸椎症」である「脊柱管狭窄症(頸椎症性神経根症や頸椎症性脊髄症)」は、加齢による骨の変形で症状が出るため、頸椎ヘルニアとはその原因が異なります。
もちろん、症状の内容がほぼ同じなので、専門書などではひとくくりのテーマとしてまとめられていることが多いようです。