今回、初入院にして4人部屋だった私。
そのため、同室の方達の分も含め、本当に様々な”お見舞い”に触れました。
中には「あー、こんなお見舞いは迷惑だな…」だとか、「なるほど、こんな風に気を使ってもらったら嬉しいな」なんて感じる事が色々。
…というワケでこのページでは、そんな「お見舞いに関するマナーとは?」というお話をまとめてみました。
お見舞いのタイミング
マナーとして一番気を遣うのが「お見舞いのタイミング」だと思います。
私が友人から気遣ってもらい助かった、嬉しかったのは
■事前に連絡を入れる
■入院直後、または手術直後は避ける
■午前中、ランチタイムを避ける
また、
■そもそも短期の入院の場合は”退院祝い”のみにする
などでしょうか。
さらに言えば、連絡の際は、あらかじめ病院のホームページで面会時間を確認してから、連絡するのがスマートだと思います。
身だしなみや振る舞い、他
服装 衛生面
露出の高い服、そしてまた全身真っ黒など、極端な服装を避けるのが無難です。
というのも、服装に関しては、お見舞いする個人だけでなく、同室、同病棟、病院全体に気遣いが必要だから。
また、わたしがお世話になった病院ではお見舞い客のマスク着用が呼びかけられていました。
マスクは、売店や、病院入り口などにある販売機で購入可能だと思います。
消毒液が備え付けられている場合は、病室に入る時、出る時両方に使用します。
滞在時間や人数
お見舞いは多くとも3人程度までで訪れ、大人数や長時間になる場合は談話室やロビーに移動します。
小さいお子様もNG。(ちなみに私が入院していたフロアは、そもそも立ち入り禁止になってました。)
病室への滞在時間ですが、上司部下、仕事関係などであれば15分くらい?
家族友人であれば1時間くらいまでが適当なんじゃないかな?と思います。
入院している側からすると「そろそろ帰って…」とは言いづらいので、そのくらいの時間になれば見舞う側から切り出すのがスマートかと思います。きっと、名残惜しいくらいがベストです。
病院ならではのNGワード
最後に実体験での愚痴を含めたお話を。
同室に若い女性がいたのですが、その方&お見舞い客のマナーがひどかった…。
土日になると、仕切りのカーテンからはみ出すほどの人数(5~6人)で、午前中から面会終了時間まで滞在。
何より気になったのが、全員でゲームをしながら騒ぐ騒ぐ。
しかも「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!」と大声で…。
幸い、私は命にかかわるような病気ではありませんでしたが、同室には子宮ガンの患者さんがいらっしゃったこともあり、気が気ではありませんでした。
同室の方に迷惑をかける大声の時点でマナー違反だと思いますが、病院ならではのNGワードも気を付けたいところですね。
お見舞い品について
お見舞い品は、嵩張る物や生モノを避け、相手の状況を考えて選びます。
花ならば、匂いのきついもの、鉢植えのものなどがNG。
食べ物は、冷蔵庫に入れる必要があるものを避け、フルーツも適量で。
個人的に実際体験した「これ、助かった!嬉しかった!」というお見舞い品は別ページで紹介していますので、↓ぜひそちらで詳しいお話をチェックしてください。
お見舞い金について
お見舞金は、4、6、9といった忌み数を避け、「熨斗なし/水切りの水引」の封筒に入れて渡します。
(基本、目上の方には渡さないのが普通。)
親族の場合の相場は、5000~10000円程度。
(私も、実際に弟夫婦から5000円いただきました。)
友人や部下には3000~5000円程度が目安です。
お見舞いのマナー まとめ
・お見舞いは事前連絡し、入院、手術直後、午前中、食事時間はさける
・適切な服装を
・大人数、または子供連れNG
・15分から1時間ほどの滞在で。
・お見舞い品は相手の状況を考慮して選ぶ
・お見舞金は忌み数をさけ、3000~10000円程度