20代から30代の若年層にも多いと言われている首の病気「頸椎ヘルニア」。
「頸椎ヘルニア」は、加齢による骨や周辺組織の変形、変質、機能の低下などをベースにして、そこへさまざまな原因が複合して起こると考えられます。
このページでは、頸椎ヘルニアに至る主な原因と考えられる事柄についてご紹介したいと思います。
日常的な姿勢の悪さ(スマホ首)
前述の通り、いろんな要因が重なって起こる首のトラブル。
防ぐのはなかなか難しいかもしれませんが、原因の1つとして知っておけばリスクを最小限に抑えることができる事柄もあります。
それが、頸椎に負担をかける「姿勢の悪さ」。
特に最近、スマートフォンの普及により社会問題にもなっている「スマホ首」は、ストレートネックを引き起こし、徐々に頸椎の状態を悪くしている可能性があります。
猫背でのPC作業や、そのほかの普段の生活(うつむきながらの調理、顎を突き出した運転姿勢、などなど…)でも注意が必要です。
自動車事故などで突発的に強い衝撃が加わった場合
また、外力の影響、交通事故やスポーツなどで大きな衝撃が加わったことでヘルニアになる例もあります。
介護中、介護者をお風呂で持ち上げた瞬間にヘルニアが出た…という話も聞きました。
ちなみに私の場合は…はっきりとした原因は不明です
最後に実例として私個人の話を。
私の場合、
→ある日、軽度の寝違え程度の違和感と痛み
→翌日の朝、ものすごい痛みで病院へ
→MRI検査の結果、その足で即入院
…という感じで、「これ!」といったハッキリとした原因はわかっていません。
先生も「小さいときに交通事故にあった事がある…?」と首をひねる感じで、ヘルニアの出っ張り具合(首のかなり上の場所に思いっきり!)と発症のタイミングが、いまいちスッキリしないのです。
ほんの少し心当たりがあるのが、生まれつきの偏平足(笑)でしょうか。
足裏のカーブがない事で、不自然な形でその負担が脊椎にかかっている可能性はある気がしました。(これは本当に自分の素人考えですが。)
ヘルニアになる原因としては、その他、喫煙や遺伝なども関わると書いている専門書やサイトも多く、そのことからも、ヘルニアは、複数の要因が複雑に絡まって起こると言えると思います。