手先の痺れリハビリ「バトン掴み運動」でペットボトルを開けられるようになった!

ペットボトルを自分で開けるリハビリ

首のヘルニアによって、右の上半身、特に手先に強い痺れが出てしまった私。
ひどい時には文字が書けないくらい不安定な状態になります。

また、生活の中で意外と困ったのが、ペットボトルのフタを開けられなくなってしまったこと。

…というワケでこのページでは、そんな悩みに対応したリハビリをご紹介します。

「バトンつかみ運動」のやり方

「バトンつかみ運動」は2人で行います。

1.まず、バトン(ラップの芯などでも)の両端をそれぞれが軽く握ります。
2.目をつぶり、手先に神経を集中させます。
3.そして、相手がバトンをどちらかの方向に回そうとします。
4.それに逆らって、その棒が回らないように瞬時にギュっと握りしめます。

手の痺れのリハビリ

慣れてきたら、バトンの掴み方を「ペットボトルの蓋を開けるような掴み方」に変更して練習してみてください。

目的

これは単純に「力を入れる」ための訓練ではなく、「指先に物を密着させ、しびれた指先の状態でその感覚を覚える、そしてその状態で力を上手くコントロールする」といった類の訓練です。

しびれるからと言って、何もしないのではなく、いろんなものに触って感覚を鈍らせないのが大事なんだとか。

何かを触るだけでもリハビリになる!

なので、例えば、机に掌を押し当てて動かしてみる…そんな動作だけでも意味があるんだそう!

小豆枕で手のリハビリ

私も入院中は、持参した小豆入りの枕をモミモミしたり、

また、リハビリ室では、バトン掴み運動だけでなく↓粘土を触ったり、さらに、テニスボールとゴルフボールを触り比べたり…と様々なリハビリを行っていました。

頚椎ヘルニア 手のしびれとリハビリ

ヘルニアで神経を圧迫した事による「痺れ」は、一生残る人もいるというくらいやっかいな症状ではありますが、「痺れに慣れ、その状態で、より生活しやすくする」事は可能だと思います。

一緒に頑張りましょう~!

このサイトはあくまで私個人の体験談、そして実際に担当していただいた医者、薬剤師、理学療法士、看護師さんたちからお聞きした事などを基に作成しています。様々な判断は、ご自身の担当医さんたちに相談してご自身で決めてくださいね。