頸椎ヘルニアの主な原因の1つとして、「習慣化した姿勢の悪さ」があげられる事は以前の記事で紹介しました。
スマホやPCを見る際に前傾姿勢になり、それがストレートネックを引き起こし、ヘルニアが進行していく…
よって、ヘルニアのリハビリ(もちろん予防法としても)でも、「日常の姿勢の見直し」が効果的!
…というワケでこのページでは、私が実際、理学療法士さんに教えていただきながら行った姿勢改善をご紹介します。簡単に続けられるコツも!
注意すべき日常の姿勢 タイミングとは?
まずは「どんな姿勢が首に悪いのか」「気にすべきタイミングはいつ?」という例から。
・顎を突き出し、猫背の状態でスマホやPCを見る
・鏡をのぞきこんでお化粧する
・猫背で食事しながらTVを見る
・ハンドルを抱えるように前傾姿勢で運転する
・うつ伏せになって本を読む
・高さの合わないキッチンで、俯いた状態で料理を作る
…以上のような姿勢は、首や肩に大きな負担がかかっています。
特に「座っている状態」での悪習慣が目立ちますね。
簡単!「座り姿勢」改善のコツ!
というワケで、そんな座り姿勢の改善を「苦痛なく」「簡単に」続けられるコツが…
こちら!タオルを使った方法。
↓下のイラストのように「椅子と腰の間」に丸めたタオルを入れるだけ。
こうすることで自然と背筋が伸び、首や腰への負担が軽減されます。
もちろん、本来、腹筋(特にインナーマッスル)を鍛えて自らの力で骨盤を立てる、背筋を伸ばすのが理想ですが、この方法を使うとインナーマッスルを鍛えるまでの間でも苦痛なく姿勢を改善できるんです!
円座を使うのも◎
また、自然に骨盤を立てるのに役立つ「円座」の使用も良いみたいですよ。
↑こちらは入院中にAmazonで購入した姿勢改善用の円座。
「ヘルニア 円座」で検索して、一番評判の良いものを購入しました(笑)
リハビリを担当してくださった理学療法士さんも「あ、これいいですね!」と太鼓判。
私が購入した物以外でも、類似の商品がたくさんありましたので、お好みのモノを探してみてください。
おまけ スマホを見るときの姿勢改善のコツ
さらに、スマホ首にならない、もしくは悪化させないためのちょっとしたコツもご紹介したいと思います。
スマホを見る際は、うつむき加減になりがちなんですが、スマホを持っていない方の手を、スマホを持っている方の脇の下に置くことで、スマホの位置があがり、うつむきが解消されるんです。
こちらも超簡単なので、ぜひ実践してくださいね!
…
というワケで、このページでは、毎日続けられる姿勢改善のコツをご紹介しました。
もちろん、(記事中にもチラリと書きましたが)本来は自身のインナーマッスルを鍛えるのが本当の意味での解決(リハビリ)だと思いますので、今回ご紹介の「コツ」はあくまで補助的な事ととらえて、筋トレがんばってくださいね。わたしもがんばってますー!